(一社)東京ビルヂング協会は25日、日本工業倶楽部会館(東京都千代田区)にて、第49回定時総会を開催した。
総会では、髙木 茂会長(三菱地所(株)相談役)が挨拶に立ち「オリンピック・パラリンピックを再来年に控えた首都・東京を基盤とする協会団体として、会員の創意工夫とエネルギーを結集しながら、東京の都市機能の再構築とより豊かな都市づくりに貢献していく」と述べた。
2018年度は、ビル事業の推進に必要な租税特別措置の確保、都市の安全確保や地球環境対策に資する税制の創設・拡充などを基本方針として取り組むとともに、これらに関する補助制度の創設・拡充を要望していく。また、会員ビルの耐震性能を向上させるため、国や都の耐震化推進施策の普及啓発に努める。国の地球環境施策への対応や、オフィスビル分野における低炭素社会実行計画も推進。調査・研究活動や、国際交流活動、組織活動なども事業計画に盛り込んだ。
また、新任理事として、八木橋 孝男氏((株)東京交通会館取締役社長)、千葉 太氏(三菱地所(株)執行役常務)が就任した。