不動産ニュース / ハウジング

2018/4/26

トヨタH、木質住宅事業に参入

「トヨタホーム開成町 ~MOKUA~」外観イメージ

 トヨタホーム(株)は、2018年度より自社初となる木質住宅事業に参入。「MOKUA」ブランドで本格展開する。

 ユーザーの木質ニーズへの対応、木質ビルダーにおけるシェア獲得、鉄骨ユニットより2~3割低価格で提供できる商品の投入により分譲事業を強化することなどが狙い。

 「MOKUA」は分譲専用商品で、ツーバイフォー工法を採用(パネルはトヨタウッドユーホーム(株)で生産)。耐震、耐風、断熱などの高い基本性能、30年長期保証や生涯点検制度に加え、木質を生かした室内空間で差別化。グループシナジーを生かし、ミサワホーム(株)の部材の採用なども検討している。

 販売価格は坪当たり50万円を想定。販売目標は18年度50棟、19年度150棟を見込む。

 第1弾として7月1日に神奈川県足柄上郡で「トヨタホーム開成町 ~MOKUA~」(全11戸)を販売開始。以後、首都圏、神奈川、愛知県でも販売していく。

 26日の記者発表で、同社常務取締役の植村健吾氏は「当社は千葉を中心にまち並みをつくりながらの分譲を得意としている。その強みを木造でも生かし、『MOKUA』は5区画以上の分譲に限って展開する。土地の調達具体にもよるが、飛躍的に伸びる分野だと考えている。鉄骨ユニットを柱に木造事業も拡大していきたい」などと抱負を述べた。

「飛躍的に伸びる分野だと考えている。鉄骨ユニットを柱に木造事業も拡大していきたい」などと述べる植村常務

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆