(一社)HEAD研究会の不動産マネジメントタスクフォース(TF)は8日、アーツ千代田3331(東京都千代田区)にて総会を開催した。
2018年度に取り上げたいテーマについて、副委員長が提案。「オーナーや入居者、周辺住民に対し、ITやIoTなどのテクノロジーをどう活用すれば貢献できるかについて深掘りしたい」「既存住宅流通活性化に向けた課題に取り組む」「住宅弱者への住宅確保のためのマニュアルづくりを手掛ける」「ホームステージングについて取り上げたい」などの意見が挙がった。
委員長の橋本樹宜氏(協永ソフトエンジニアリング(株)代表取締役)は、「昨年度までは研究テーマをある程度絞っていたが、今年度からはあえて定めず、同じ考えの人同士が自然に集まって研究会や分科会を開き、それを深めてフォーラム開催につなげていくという方法を模索していきたい。事務局はその活動を支援しつつ、他のTFと連携させる手助けを行なっていく」と、18年度における活動の方向性を示した。