不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/5/11

営利・経利とも過去最高/長谷工18年3月期

 (株)長谷工コーポレーションは11日、2018年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~18年3月31日)の売上高は8,132億7,600万円(前期比5.3%増)、営業利益は1,008億500万円(同13.2%増)、経常利益は1,004億9,700万円(同13.1%増)、当期純利益は722億8,900万円(同23.0%増)と増収増益に。売上高は2期ぶりに過去最高、営業利益・経常利益も過去最高を記録した。

 中期経営計画の初年度となる当期は、主力の建設関連事業においてマンションの建築工事が好調に推移。18年3月期からの3期合計の目標である経常利益2,400億円に対し、初年度で1,000億円超を計上、順調な滑り出しとなった。

 同事業では、分譲マンション新築工事受注が首都圏で83件、近畿・東海圏で38件、計121件を受注。98件が竣工し、売上高は6,150億円(同8.5%増)。完成工事総利益率が21.1%(同1.9ポイント上昇)と改善したことから、営業利益も913億円(同12.4%)となった。

 サービス関連事業では、大規模修繕工事・リフォームが想定ほど伸びなかったがコスト圧縮などにより利益率が改善、分譲マンション管理戸数の増加、リノベーション事業の販売戸数増加なども寄与し、売上高2,154億円(同2.8%増)、営業利益138億円(同35.2%増)と伸長した。

 次期は売上高8,800億円、営業利益440億円、経常利益440億円、当期純利益450億円を見込んでいる、

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経常利益

企業会計上の概念で、企業の経常的な経営活動から生まれた利益をいう。 通常、一会計年度の間の値をいい、当期の経常的な経営実績を表わすとされる。

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