不動産ニュース / 政策・制度

2018/6/5

官民連携へ、サウンディング調査の手引き作成

 国土交通省は4日、地方公共団体の担当者向けに「サウンディング調査の実施手引き」を作成した。

 公有地活用など、地方公共団体が実施する官民連携事業において、地方公共団体と民間事業者が対話して市場性や実現可能性を把握したり、民間事業者のノウハウを収集する「サウンディング型市場調査」が有効とされている。地方公共団体によるサウンディング調査実施件数は、2016年度の85件から17年度には190件と2倍以上になり、事例も増えている。

 一方で、公募前に官民連携事業について一部の民間事業者に説明する必要があるため、公共・民間双方に守秘関連での注意が必要となる。

 そうした事情から、国土交通省ではこれから初めてサウンディング調査を実施しようとする地方公共団体の担当者向けに手引きを作成、同省ホームページに掲載した。

 手引きは、調査手続きの流れや、現地見学や提案書の提出など各段階において留意すべきポイントを整理。さらに、実施要領やエントリーシート、対話結果の公表資料のひな型も添付している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆