不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/6/14

首都圏分譲マンション賃料、小幅に上昇

 (株)東京カンテイは14日、2018年5月の三大都市圏分譲マンション賃料推移を発表。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出した。

 同月、首都圏の分譲マンション1平方メートル当たり平均賃料は、2,772円(前月比0.4%上昇)と、小幅に上昇した。賃料水準が高い東京都での事例シェアが引き続き拡大した影響によるもの。都県別でみると東京都3,337円(同0.1%低下)、埼玉県1,622円(同0.2%低下)でわずかに弱含み、神奈川県2,168円(同0.7%低下)、千葉県1,554円(同0.7%低下)では引き続き下落した。

 近畿圏は、1,858円(同0.2%低下)。大阪府が2,212円(同0.4%上昇)で、大阪市が押し上げる形で4ヵ月ぶりにプラスに転じた。兵庫県は1,654円(同0.3%低下)で弱含むも高水準は維持した。

 中部圏は1,756円(同1.2%低下)、愛知県は1,797円(同1.2%低下)で、ともに2ヵ月続けて1%以上の下落に。

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賃料

賃貸借契約によって賃借人が支払う対価をいう。特約がない限り後払いである。また、地代・家賃については、事情変更による増減請求権が認められている。 なお、借主が実質的に負担するのは、賃料に保証金、預かり金等の運用益を加えた額(実質賃料)である。また、共益費など賃料以外の負担を求められることも多い。

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