不動産ニュース / 開発・分譲

2018/6/18

三菱地所、自律移動型ロボット開発に着手

シークセンス社が開発中の自律移動型ロボット

 三菱地所(株)は15日、先端技術を活用した次世代型の施設運営管理の構築を目指し、自律移動型ロボットの開発を行なうSEQSENSE(シークセンス)(株)(東京都渋谷区、代表取締役CEO:中村 壮一郎氏)に、同日付で約5億円出資したと発表した。

 シークセンス社のロボットは、国際特許を出願中の独自の3Dレーザーセンサーを活用した自律走行が可能で、巡回の度に環境の変化を自動的に検出し、異常を発見することができる。また、各種センサーと高度なAI機能の搭載により、人間では発見が困難な火災の原因となる発熱の検知など多様なニーズへ対応できるが、実用化には多くの施設のさまざまな環境下で実証を行なう必要がある。

 今後両社は、実用性の高い自律移動型ロボットの開発に向けて互いに協力し、三菱地所が所有または運営管理するオフィスビル・商業施設・物流施設・空港・ホテル等への導入を検討。将来的には、ロボットの外部販売も目指していく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。