不動産ニュース / その他

2018/7/18

楽天ライフルと和空、宿坊施設で業務提携

楽天 LIFULL STAY代表取締役の太田宗克氏(左)と(株)和空代表取締役の田代 忍氏(右)

 楽天 LIFULL STAY(株)と(株)和空は18日、宿坊施設の宿泊販売および運用代行に関する業務提携に合意した。

 和空は、全国各地の宿泊できる寺・神社を宿泊できるサイト「テラハク」を運営。利用者は各寺社が提供する坐禅・写経・滝行などさまざまな修行体験を宿泊プランと同時に提案している。今回の提携により、和空は寺社の宿坊施設をより利用しやすい宿泊先として改修・整備し、サイトを通じて順次宿泊販売ができるようにしていく。楽天 LIFULL STAYは、同社が運営する民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」等で宿坊施設の宿泊販売を強化するとともに、和空のリクエストに応じてハウスマニュアルの作成や販売管理等の運用代行を行なう。

 提携の一環として、宿坊施設「和空 三井寺」(滋賀県大津市)の宿泊予約受付を8月1日より開始する予定。「テラハク」や「Vacation STAY」、および国内外の提携済み宿泊予約サイトより予約できる。敷地面積は約807平方メートル、間取りは3LDK+仏間(計176.16平方メートル)で、最大8名まで宿泊可能。

 同日行なわれた記者発表で、楽天 LIFULL STAY(株)代表取締役の太田宗克氏は「宿坊は異文化体験の貴重な場となっており、海外からの宿泊者は年々増加している。多種多様な宿泊施設の提供を通じて、宿泊市場の活性化に貢献したい」と挨拶。(株)和空代表取締役の田代 忍氏は「今回の提携を機に、宿坊の新しい宿泊スタイルの魅力を国内外に積極的に提案していく。現在、『テラハク』の登録は30施設ほどだが、年内には100施設を順次公開する予定で、3年後には1,000の宿坊登録数を目指す」と話した。

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