不動産ニュース / 開発・分譲

2018/7/18

三井不、シニアレジ事業を加速。首都圏で3棟

「パークウェルステイト浜田山」外観イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)は、シニアレジデンス事業を本格始動する。

 シニア向け住宅事業を新たな成長戦略の柱の一つと位置付け、2017年4月に、シニアレジデンス事業部を新設し、シニア世代に上質な住まいと豊かなくらしを提供する商品・サービスの検討を進めてきた。

 元気な高齢者をターゲットに、自分らしい豊かな暮らしを実現する「シニアのためのサービスレジデンス」をコンセプトに、新ブランド「パークウェルステイト」を創設。「三井のすまい」ブランドとしてクオリティの高い居室空間のほか、ダイニング・大浴場・フィットネスルーム・シアタールームなどの共用施設を備える。

 運営は三井不動産レジデンシャルウェルネス(株)が担当。同社が入居者と終身建物賃貸借契約(または終身にわたる利用権方式による契約)を締結。生活相談やフロントなど、入居者へのおもてなし・ホスピタリティサービスを提供するほか、専門性の高いサービスについては、介護事業者やレストラン事業者への運営委託および医療機関との連携等を通じて、入居者に上質なサービスを提供していく。

 今後、2019年に「パークウェルステイト浜田山」(東京都杉並区、総戸数70戸)、21年に「(仮称)パークウェルステイト鴨川計画」(千葉県鴨川市、約473戸)、次期は未定で「(仮称)パークウェルステイト西麻布計画」(東京都港区、総戸数未定)を供給する計画。1都3県をはじめ、大都市圏を中心に開発を加速する。

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