不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/8/9

首都圏既存戸建て価格、2ヵ月連続で下落

 (株)東京カンテイは9日、2018年7月の主要都市圏・主要都市別の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,308万円(前月比1.9%減)と2ヵ月連続で下落した。都県別では、東京都も5,235万円(同5.2%減)と2ヵ月連続で下落。神奈川県は3,670万円(同2.3%増)と2ヵ月連続上昇。千葉県は2,069万円(同1.3%増)と3ヵ月ぶりに、埼玉県は2,449万円(同5.5%増)と、いずれも上昇に転じた。

 近畿圏の平均価格は2,441万円(同5.2%減)と2ヵ月連続下落。大阪府が2,556万円(同2.9%減)、京都府が3,482万円(同5.4%減)と、いずれも2ヵ月連続下落。堅調に上昇していた兵庫県も2,415万円(同6.7%減)と5ヵ月ぶりに反転下落した。

 中部圏の平均価格は2,104万円(同5.4%減)と反転下落。愛知県も2,671万円(同4.8%減)と反転下落した。

 福岡県は、2,044万円(同11.0%増)と大幅増。3ヵ月ぶりに上昇に転じた。同エリアの2,000万円台は6ヵ月ぶり。

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