不動産ニュース / ハウジング

2018/8/22

シニア向け賃貸の提案を加速/旭化成H

「へーベル Village」外観

 旭化成ホームズ(株)は、シニア向け賃貸住宅「へーベル Village(ヴィレッジ)」の新規受注を加速する。

 同商品は、アクティブシニアを主なターゲットとした賃貸住宅。ゆったりとした間取りや共用部・室内をバリアフリーにするほか、社会福祉士による定期訪問、看護師との電話による24時間健康相談、もしもの時に警備会社の警備員が駆けつける「みまもりサポートコントローラー」の設置等をしている。

 21日には記者向けに現地見学会を開催。今回見学した「へーベル Village 杉並井草」(東京都杉並区、総戸数26戸)は、4月に竣工した累計20棟目の物件。敷地面積は444坪、延床面積は441坪。間取りは1LDK~2LDKで、専有面積は約46~62平方メートル。

 オーナーからの、「相続税対策になることに加え、敷地を最大限利用でき、将来的に競争力のある賃貸物件にしたい」という要望に応じる形で提案した。賃料は59平方メートル/2LDKの住戸で17万3,000円(管理費込み)。周辺の一般的な賃貸物件に比べると1割ほど高い水準となる。

 見学会において、同社新規事業推進本部次長シニア事業推進部長の田辺弘之氏は、「へーベル Villageは、付加価値のついた賃貸物件を供給すべく、2005年よりスタートした。15年から推進部を立ち上げ、18年度末時点までに34棟・452戸が竣工。7月末時点で入居率は95.1%と高い水準で推移している。首都圏に住んでいる子供が地方で暮らす親を呼び寄せるケースが多く、今後も需要は拡大していくと考えている」と話した。

 今年度は新たに40棟の新規受注を目指していくとしている。

トイレ内には「みまもりセンサー」を設置。一定時間、使用がない場合は駆けつける

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