不動産ニュース / 開発・分譲

2018/8/30

日本初、中国嘉興市の不動産開発に参画/丸紅

完成イメージ

 丸紅(株)は28日、中国浙江省嘉興市のディベロッパー「浙江大樹置業集団股份有限公司」(以下、大樹集団)と共同で、嘉興市の不動産開発事業に参画すると発表した。なお、同市への進出は日系企業で初。

 上海市、蘇州市などの大都市の中間に位置する同市は、近年外資企業の進出に伴い流入人口が増加。また、都市間鉄道網などの交通インフラの整備や、医療カードやIC交通カードの相互利用といった公共サービスの開始によって、同市で住宅を購入する上海市在勤者が増加し、今後も住宅市場の拡大が見込まれる。

 同プロジェクトは、同市玄関口の高速鉄道嘉興南駅エリアで、中高層住宅を中心とした開発事業を行なう。敷地面積は約12万平方メートル。建物面積は約22万平方メートル(住宅10棟1,800戸、高齢者住宅1棟360戸、商業施設)。

 同市を代表するディベロッパーの大樹集団と連携し、日本の開発ノウハウを生かしながら、中国の文化・生活習慣を取り入れた良質な住宅開発事業を推進する。竣工は2020年9月を予定。

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