不動産ニュース / 開発・分譲

2018/9/6

京都府京田辺市で159区画の定借分譲

「美鳥ヶ丘ブライトガーデン」

 京阪電鉄不動産(株)は、「美鳥ヶ丘ブライトガーデン」(京都府京田辺市、全159区画)の分譲を開始する。

 開発総面積は3万4,596.66平方メートル。JR学研都市線「松井山手」駅から徒歩4分、大規模分譲地「京阪東ローズタウン」内の駅前一等地に位置。同プロジェクトはまち開きから25年以上が経過しているものの、今冬には温泉一体型宿泊施設、来年には複合商業施設の新たな開業も予定されている注目エリア。

 「美鳥ヶ丘ブライトガーデン」では、「まちなみガイドライン」を作成し、建物や外構に制限や決まりを設け、美しいまち並みを形成する。コミュニティ広場等を設けたガーデンプロムナードが街区を横断。全区画45坪以上で、駐車台数2台と広い庭を確保した。車の出入口を4ヵ所用意するほか、道路幅も6m以上とすることで、ストレスのないカーライフの実現を目指す。建物は木造2階建て。

 また、一等地住宅価格(駅前戸建て・タワーマンション等)の高騰化、核家族化や都市労働の進行による代々の土地を相続する習慣の希薄化等を受け、同社では初めて「定期借地権付分譲方式」を採用。若い世代に向けて訴求していく。定借期間は50年と60年から選択が可能。

 第1期1次販売は、販売数が4区画、価格が2,380万~2,590万円。敷地面積153.84~155.18平方メートル、延床面積110.87~114.63平方メートル。入居開始は11月下旬を予定。

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定期借地権

1992(平成4)年8月1日に施行された新借地借家法では、借地権を普通借地権と定期借地権に区分した。普通借地権とは、借地権の存続期間が満了した際に、地主側に土地の返還を請求するだけの正当事由が存在しなければ、借地人が更新を望む限り自動的に借地契約が更新されるというものである。

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