不動産ニュース / 仲介・管理

2018/9/12

パナソニックH、「IoT賃貸住宅」の提案強化

「Sm@rt Gran(スマート・グラン)荻窪」外観
エントランスのドアにはスマートフォンで開錠できるオートロックを設置した

 パナソニック ホームズ(株)は、IoT技術を導入した賃貸住宅の提案を強化していく。その初弾物件となる「Sm@rt Gran(スマート・グラン)荻窪」(東京都杉並区、総戸数42戸)をこのほど完成。11日、報道陣に公開した。

  「スマート・グラン荻窪」は、JR中央線ほか「荻窪」駅徒歩8分に立地。敷地面積767.54平方メートル、延床面積1,707.14平方メートル、重量鉄骨造地上5階建て。パナソニック(株)と連携して、賃貸住宅にスマート技術を組み込んだ。

 主要な機能の1つである「スマート宅配システム」は、宅配ボックスを活用し、荷物の着荷をメールで通知するほか、クリーニングの集荷・着荷、ネットスーパーで購入した食品の受け取りなどを行なう。「スマートキーシステム」により、スマートフォンのアプリを使って、オートロックや玄関ドアを自動で開錠。入居者が時限付きで鍵情報を他人にシェアできるため、急な訪問客にも対応できる。パナソニック製HEMSを介して、外部からエアコン・照明・給湯器などの各設備を操作できる「スマート設備コントロール」も導入した。

 また、NTT東日本が開発した「IoTプランター」の実証実験も実施する。プランターに搭載したカメラ、センサーが収集した発育状況データ、温湿度などの情報に基づき、AIクラウドが利用者のスマートフォンに最適な栽培支援アドバイスを送信する。

 同社は、同物件を東京・名古屋・大阪エリアでのIoT賃貸拡販に向けたテストマーケティング物件と位置づけ、今後のIoT賃貸住宅の商品企画に生かしていく。また、2018年度中に、スマートスピーカーと連携した家電・住宅設備機器などの音声認識制御システムを整備し、今後の商品に導入していく予定。

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スマートハウス

家庭でのエネルギー消費を最適に制御するシステムを備えた住宅をいう。ICT(InformationandCommunicationTechnology:情報通信技術)によって家電、空調給湯設備、太陽光発電、蓄電池、電気自動車などを一元的に管理・制御し、エネルギー消費を最適化することができるとされる。

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