不動産ニュース / 開発・分譲

2018/9/18

静岡のマンション、高層ZEH-M実証事業に/大和ハ

 大和ハウス工業(株)は14日、経済産業省資源エネルギー庁の「高層ZEH-M実証事業」に、分譲マンション「(仮称)プレミスト稲川三丁目」(静岡県静岡市、総戸数29戸)が採択されたと発表した。

 同事業は、集合住宅のZEH化を促進する設計ガイドライン策定に向け、設計仕様やエネルギー性能に関する情報を提供する事業者に対し、集合住宅のZEH化にかかる費用の一部を補助するもの。対象は「ZEH-M Oriented(地域ごとに設定された外皮基準をクリア、エネルギー消費量を20%以上削減)以上」となる賃貸住宅やマンション。

 「(仮称)プレミスト稲川三丁目」では、MEMSや高性能断熱材、高効率設備(空調・給湯設備、LED照明など)を導入し、パッシブデザインを採用した。

 なお同物件はJR「静岡」駅徒歩10分に立地。敷地面積1,214.74平方メートル、延床面積2,670.01平方メートル、鉄筋コンクリート造地上10階建て。
 間取り3LDK、専有面積72.04~85.55平方メートル。リビング・ダイニングやバルコニーは、全戸南向きとし、自然光を取り入れやすい間取りを導入した。
 着工は2018年10月、販売開始は19年3月下旬、竣工は20年2月の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。