（株）東京カンテイは10日、2018年9月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100～300平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が調査対象。
首都圏の平均価格は3,825万円（前月比0.2％上昇）と、2ヵ月連続で上昇した。都県別にみると、東京都も4,649万円（同0.4％上昇）と2ヵ月連続の上昇。神奈川県は4,151万円（同2.7％上昇）と、4ヵ月ぶりに反転上昇。千葉県は3,121万円（同0.7％下落）、埼玉県は3,323万円（同1.9％下落）と、いずれも3ヵ月ぶりに反転下落となった。前年同月比は1都3県すべてでプラスとなった。
近畿圏の平均価格は2,945万円（同0.2％下落）と2ヵ月連続で下落した。大阪府は3,283万円（同3.8％上昇）と3ヵ月ぶりに反転上昇したが、兵庫県は2,907万円（同2.5％下落）、京都府は3,006万円（同11.4％下落）と弱含んだ。
中部圏は3,053万円（同2.0％下落）。愛知県は3,249万円（同1.2％下落）と、反転下落した。
福岡県は2,857万円（同4.0％下落）と反転下落し、弱含んでいる。
