不動産ニュース / 開発・分譲

2018/10/11

早稲田で建て替えマンション/地所レジ

「ザ・パークハウス早稲田」完成予想パース
モデルルーム

 三菱地所レジデンス(株)は、分譲マンション「ザ・パークハウス早稲田」(東京都新宿区、総戸数115戸)のモデルルームを13日にオープンする。11日、マスコミに公開した。

 旧「メゾンドール早稲田」(1971年築、総戸数35戸)の建替事業。マンション建替え円滑化法での建て替えで、2009年に同社が建替事業の事業協力者として参画。15年に隣接する国有地を同社が取得し、16年に同物件敷地と一体敷地とする建替決議が成立、開発を進めてきた。

 東京メトロ東西線「早稲田」駅徒歩6分、東京メトロ副都心線「西早稲田」駅徒歩9分に立地。敷地面積2,726.62平方メートル、鉄筋コンクリート造地上10階地下1階建て、延床面積1万571.00平方メートル。周辺は第一種文教地区に指定されており、建物南側には戸山公園が隣接する。公園に面した建物の屋上には、入居者が使用できるルーフガーデンを設置する。

 住戸は、専有面積40.35~107.94平方メートル、1LDK~3LDK。販売住戸は権利者住戸を除く79戸。販売価格は未定だが、4,900万円台~1億7,000万円、平均坪単価430万~440万円を想定している。

 これまでの反響について、同社街開発事業部建替え事業推進グループ長の貴家雄一氏は、「6月のホームページ開設以降、約1,500件の反響を獲得している。年齢層は30歳代から60歳代まで幅広く、会社員がほとんど」と述べた。

 竣工は20年6月を予定。

 同社では約30年前からマンション建替事業に取り組んでおり、着工を含めるとこれまで19件の建替事業に参画してきた。高経年マンションの増加を受け、今後も積極的に取り組んでいく考え。

従前建物の「メゾンドール早稲田」

この記事の用語

マンション建替え円滑化法

「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」を参照

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。