不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/10/15

不動産販売事業ふるわず/三栄建築18年8月期

 (株)三栄建築設計は12日、2018年8月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年9月1日~18年8月31日)の売上高は1,006億4,200万円(前期比0.1%増)、営業利益81億7,900万円(同13.9%減)、経常利益77億5,500万円(同15.0%減)、当期純利益51億8,200万円(同14.2%減)。今期より、7月2日に設立したメルディアホテルズ・マネジメント(株)を連結の範囲に含めている。

 不動産販売事業では、主力事業である戸建分譲販売件数が1,279件(同207件減)と減少したが、マンション分譲の販売件数は549件(同201件増)と増加。所有不動産の売却においては、一部大型不動産販売が計画通りにいかず翌期以降の販売となったことなどが影響し、売上総利益率が減少した。その結果、売上高は809億7,000万円(同7.3%減)、売上総利益は125億4,700万円(同11.3%減)、営業利益は83億8,000万円(同12.7%減)にとどまった。売上総利益は15.5%(同0.7ポイント下落)。

 不動産請負事業については、法人からの受注を中心とした戸建住宅請負の引渡件数454件(同31件増)を計上。売上高173億700万(同56.9%増)、売上総利益18億1,900万円(同19.1%増)、営業利益13億7,000万円(同22.6%増)となった。

 なお現在、19年8月期の連結業績予想を含めた中期経営計画を策定中のため、業績予想については未定。

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