（株）グローバルエージェンツは19日、40棟目となるソーシャルアパートメント「FILMS（フィルムス）和光」（埼玉県和光市、総戸数123戸）のオープンに先立ち、報道陣に公開した。
ソーシャルアパートメントとは、賃貸マンション内にラグジュアリーなラウンジを設置し、居住者間の自発的なコミュニティ形成を促す新しい共同住宅。
同物件は、東京メトロ副都心線・有楽町線、東武東上線「和光市」駅徒歩9分に位置。1992年築・鉄筋コンクリート造5階建ての企業の社員寮だった建物をリノベーションした。居室面積は13.4平方メートル。
エントランス脇に、物件のテーマとしているシアタールーム「FILMS」を設置。広さは40平方メートル。実際の映画館でも利用されているシネマチェアを16席配置しており、利用者（居住者）のポータブル機器をつなげば映像がスクリーンに映し出される。建物内は白と黒を基調にデザイン、壁の随所に映画作品のセリフや格言をプリントしている。
共用施設として、120平方メートル超のラウンジを用意。広々としたキッチンやビリヤード台、最新のゲーム機などを備え、居住者間のコミュニティを促す。コワーキングスペースとして利用できる「ワーキングラウンジ」は、集中したいときに利用できる1人部屋も備えている。そのほか、フィットネス利用など多目的に使えるスタジオも用意した。
1～5階の各階にトイレ、2階に女性用・3階に男性用の乾燥機付きランドリーを8台ずつ設置。2・4階に女性用、3・5階に男性用のバス・シャワールームを備えている。
賃料は、短期プランが8万6,300円、1年プランが8万3,300円、2年プランが7万9,300円（水道・光熱費、ハウスキーパー代込み）。別途初期コストがかかる。
入居開始は20日から。すでに64戸の入居が決まっているという。
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