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三菱地所(株)は5日、東京商工会議所および(株)東京會舘と開発を進めている「丸の内二重橋ビル」(東京都千代田区)の商業ゾーン「二重橋スクエア」のプレス内覧会を実施した。
「二重橋スクエア」は、同ビルの地下1階~地上2階。「本物志向の大人のための、こだわり空間」をテーマに、ハイブランドのアパレルや飲食店舗等、25店舗が出店する。
「Down town Marunouchi~新たな丸の内の食文化を発信する“ダウンタウン”」がコンセプトの地下1階は、イスラエル料理店「Ta-im」や「土鍋炊ごはんなかよし」など、周辺ワーカーや来街者が利用しやすいリーズナブルで個性的な日常使いの飲食店が入居。
1階は「Urban Gallery~華やかで上質感あふれる、都会のギャラリー~」をテーマに、カフェやアパレルブランド等の路面店舗で構成。「PIERRE HERME」が“日本を発信する”をコンセプトに興した新業態のカフェ・スイーツショップ「ピエール・エルメ」等が出店する。
2階は、丸の内仲通り側をガラス壁とし、採光を取り込む開放的な空間を創り出し、一部、同通りでは初となる2階のテラス席も設けた。記念日や接待等、特別なシーンでの利用も想定し、海外で人気を誇る点心専門店「YAUMAY」やステーキハウス「Morton’s The Steakhouse Marunouchi」で構成している。いずれも日本初出店。
グランドオープンは8日。
同ビルは丸の内3丁目に所在する「富士ビル」「東京商工会議所ビル」「東京會舘ビル」の3棟を一体的に建て替えたもの。東京メトロ千代田線「二重橋前<丸の内>」駅等と直結する。敷地面積約9,900平方メートル、地上30階地下4階建て、延床面積17万3,000平方メートル。「二重橋スクエア」のほか、オフィス、貸会議室、チャペルで構成する。