不動産ニュース / イベント・セミナー

2018/11/5

まちづくり事業の一層の推進へ/三井不G

挨拶する三井不動産(株)代表取締役社長の菰田正信氏

 三井不動産グループは2日、マンダリンオリエンタル東京(東京都中央区)で記者懇親会を開催した。

 冒頭、挨拶した三井不動産(株)代表取締役社長の菰田正信氏は不動産マーケットについて、「オフィス市場はきわめて空室率が低い状況が続いており、堅調である。また、生産性の向上、イノベーションの推進という観点から、オフィスをコストではなく投資と捉える経営者が増えており、引き続き市場は拡大するだろう。商業施設は、夏の猛暑や災害によりインバウンド需要を中心に一部施設では影響が見られたが、全般的には堅調。住宅市場のおいても、依然低水準にある住宅ローン金利などからニーズは底堅く、好調を維持している」と述べた。

 また、3月に開業した「日比谷ミッドタウン」が開業半年で年間の来場目標を達成したこと等を踏まえ、今後のまちづくり計画についても言及。「来年3月には、『日本橋室町三井タワー』が竣工するのをはじめ、豊洲・八重洲などでまちづくり型プロジェクトが続々とオープンする。5月に策定した新長期経営計画「VISION2025」では、”まちづくりの一層の進化”を方針に掲げた。人を主役としたまちづくりを推し進め、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいきたい」などと述べた。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。