不動産ニュース / 開発・分譲

2018/11/13

田町駅前の複合施設、15日に商業施設オープン

1階には、サラダボウル専門店、立ち食い寿司、スパニッシュバルなどが出店

 三井不動産(株)と三菱地所(株)が共同で開発している複合開発プロジェクト「msb Tamachi」街区内の複合施設「msb Tamachi 田町ステーションタワーS」の商業ゾーンが、15日にオープンする。

 「msb Tamachi」は、JR「田町」駅東口の隣接地で進められている、オフィス、商業、ホテル、広場からなる、ミクストユースのまちづくりプロジェクト。オフィスと商業施設からなる「田町ステーションタワーS」、日本初出店となるホテル「プルマン東京田町」、オフィス、店舗、地域冷暖房施設等の「田町ステーションタワーN」(2020年竣工予定)で構成される。

 「田町ステーションタワーS」は、地上31階地下2階建て。6階から30階までがオフィスで、契約ベースでは満床、19年春までに入居が完了する予定。商業ゾーンは1階から4階。近隣住民をターゲットに、田町で40年以上の歴史を持つ居酒屋『駒八』、手頃な価格設定のスパニッシュバル『Balsa Balsa』など、カジュアルで普段使いできる店舗22店を誘致した。スーパーマーケット『ライフ』、書籍や文具などを扱う『くまざわ書店』なども出店する。

 三菱地所都市開発二部ユニットリーダーの細野徳重氏は、「田町エリアには緑が少ないとの声を受けて、建物内外に緑をふんだんに取り入れた。15日に商業部分がオープンを迎えることで、『田町ステーションタワーS』が本格稼働することになる。2020年の街区全体の開業に向けて、まちを盛り上げていきたい」と述べた。

2階の内装は、ニューヨーク・ブルックリンをイメージ
田町で40年営業する居酒屋『駒八』が2店舗目をオープン

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