（株）東京カンテイは6日、2018年11月の主要都市圏・主要都市別の中古（既存）木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100～300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。
首都圏の平均価格は3,587万円（前月比2.0％下落）と、4ヵ月ぶりに下落した。都県別では、東京都が5,690万円（同1.3％上昇）と4ヵ月連続の上昇、千葉県は2,124万円（同1.1％上昇）と反転上昇。神奈川県は3,853万円（同1.9％下落）、埼玉県は2,353万円（同4.3％下落）と、いずれも3ヵ月ぶりの下落となり、首都圏全体の平均価格下落につながった。
近畿圏の平均価格は2,650万円（同2.2％上昇）と、2ヵ月連続で上昇し、強含みの傾向。大阪府は2,724万円（同1.7％下落）と反転下落したものの、兵庫県は2,757万円（同5.9％上昇）と3ヵ月ぶりに上昇。京都府も3,671万円（同0.5％上昇）と連続上昇した。
中部圏の平均価格は2,174万円（同5.1％下落）と、2ヵ月連続の下落に。愛知県は2,653万円（同7.6％下落）と4ヵ月ぶりに下落した。
福岡県は2,018万円（同0.7％上昇）。前年同月比では20.0％上昇している。
