(株)夏水組は30日、同社がデザイン監修を手掛けた織田学園学生シェアハウス「COFFRET」(東京都中野区、総戸数25戸)をマスコミや関係者に公開した。
同物件は、JR中央線・総武線「中野」駅徒歩6分に位置。1971年築・鉄筋コンクリート造地上5階建ての学生寮を、工新建設(株)・(株)工新ビルサービスが女子学生専用のシェアハウスにリノベーションした。
学生に豊かな住生活を送ってほしいという学園側の意向を汲み、夏水組がコンセプトを「『COFFRET』=綺麗な箱に好きなものを入れて整えるように住まう学生生活」に設定。居室を共用施設に変更し、コミュニティのある暮らしを提供する。
1~5階までを異なるインテリアテイスト(ニュージャポニズム、ヴィンテージテイスト、シャビーテイスト、ガーリーテイスト、ラグジュアリーテイスト)に分け、リビング、ダイニング、サニタリーをそれぞれに設置。1フロアに5つの居室を用意、5人で1ユニットを形成し、共用部をユニットメンバーで共有する。
居室面積は8.13~12.42平方メートル。各住戸には専用の鏡付き洗面台や、クローゼット、ベッドフレームを設置するほか、無線インターネットが利用できる。
管理運営は、こひつじ商事(株)が担当。4月の入学時期に合わせ、織田学園が入居者を募集。賃料は5万円台後半~6万円台後半(光熱費、インターネット代込み)に設定。別途入寮費がかかる。