不動産ニュース / 開発・分譲

2019/1/30

長崎県内で初のオフィス事業/新日鉄興和

「長崎BizPORT」外観写真

 新日鉄興和不動産(株)は、長崎食糧倉庫(株)(長崎県長崎市、代表取締役社長:頓田敏之氏)と建設を進めてきたオフィスビル「長崎BizPORT(ビズポート)」(長崎県長崎市)が、31日に竣工すると発表した。

 同事業は、長崎県が推進する「長崎金融バックオフィスセンター構想2020」(2020年度までに長崎港ウォーターフロントに金融機関のバックオフィス機能等を誘致・集積させ、新たに2,000名を超える雇用の創出を目指す)に基づき、長崎食糧倉庫が保有していた倉庫跡地に、主に県外からの企業誘致を想定したオフィスビルを建設する。 

 長崎食糧倉庫は、戦後から同地で倉庫業を営んできたが、長崎新幹線開業(22年予定)をはじめ、県庁移転や駅ビル拡張など、「長崎」駅周辺で進められている再開発を見据え、オフィスビル賃貸事業を志向したもの。新日鉄興和不動産にとっても、長崎県内における初のオフィスビル賃貸事業となる。

 建設地は、JR「長崎」駅から徒歩8分、長崎県庁至近に位置。建物は鉄骨造11階建て、延床面積約1万4,400平方メートル。オフィス階は、1フロア基準階面積約1,003平方メートル、天井高2,800mmの無柱空間を確保。入居企業のレイアウト自由度を高めた。窓は足元から天井までのガラス面にLow-eペアガラスを採用し、省エネに配慮した。

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