不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/1/31

新設住宅着工、貸家減で2年連続減

 国土交通省は31日、2018年通年および18年12月の建築着工統計を公表した。

 同年の新設住宅着工戸数は94万2,370戸(前年比2.3%減)と、2年連続の減少となった。新設住宅着工床面積は7,530万9,000平方メートル(同2.8%減)で、こちらも2年連続の減少。

 利用関係別では、持家が28万3,235戸(同0.4%減)で2年連続の減少。貸家は39万6,404戸(同5.5%減)となり、増加は6年連続でストップした。分譲住宅は25万5,263戸(同72戸増)と微増、4年連続の増加となった。このうちマンションは11万510戸(同3.8%減)で2年ぶりの減少、一戸建住宅は14万2,393戸(同3.0%増)で3年連続増加だった。

 12月単月の新設住宅着工戸数は7万8,364戸(前年同月比2.1%増)で反転増加した。新設住宅着工床面積は634万3,000平方メートル(同3.9%増)。季節調整済年率換算値は96万1,000戸(同0.6%増)で、3ヵ月連続の増加となった。

 利用関係別では、持家が2万4,415戸(同4.8%増)と3ヵ月連続の増加。貸家は3万788戸(同7.9%減)で4ヵ月連続の減少。分譲住宅は2万2,756戸(同16.5%増)と5ヵ月連続の増加となった。このうちマンションは9,546戸(同28.6%増)で5ヵ月連続の増加、一戸建住宅は1万3,006戸(同8.5%増)と、反転増加した。

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