不動産ニュース / IT・情報サービス

2019/2/1

都内の賃貸マンションでIoT活用の実証実験

実証実験概念図

 東急不動産ホールディングス(株)は、東急住宅リース(株)が管理する東京都内の賃貸マンションで、IoTを活用したスマートホームサービス「Taskus」(タスカス)の第2弾の実証実験を開始した。

 「Taskus」は、東急不動産ホールディングスで実証実験を進めているIoTを活用したスマートホームサービス。住宅に設置されたIoTデバイスと、Taskusのための専用アプリを活用し、入居者が不在の時でも安心・安全に家事代行や玄関先への宅配などのサービスを提供する。

 第1弾では東急リバブル(株)所有の賃貸マンションで2018年10月に実施。それを踏まえ、第2弾では一般的な家事代行の「1回あたりの利用が2時間以上」という制限をなくし、2時間未満も選べるよう、30分、1時間、2時間の3つのコースを設定した。また、前回のように実証実験モニターは立ち会わず、同社が鍵を借り受けて家事代行を行ない、顧客の家事代行に対する満足度が向上するかどうか、どのコースが使い勝手がよいかどうかなどを検証する。希望者にはスマートロックを貸与し、カギ預かりをスマートロックで代替できるかについても同時に検証を行なう。家事代行サービス提供会社は、前回同様に(株)CaSy(東京都品川区、代表取締役社長CEO:加茂雄一氏)が実施する。モニターは、東京都内の5件の賃貸マンションにて募集。最大で月間4回のサービスを受けることが可能。

 実証実験は3月15日までの予定で、終了後、第1弾の結果とともに将来のIoTサービス構想の構築に生かす。

この記事の用語

IoT(インターネット・オブ・シングス)

Internet of Things。モノが人を介することなく相互に情報をやりとりする概念をいう。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年2月号
時代とともに変わる、シェアハウスの形
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/1/5

「月刊不動産流通2025年2月号」発売中!

月刊不動産流通25年2月号販売中♪
特集は「多様化するシェアハウス」。かつてはコスパを求め住む人が多かったシェアハウスですが、最近は新たな出会いや価値観に触れる場として、あえて選ぶ人が増加。とある物件では多様な世代・世帯が1つの家族として子育てをしているそうで…!