不動産ニュース / 開発・分譲

2019/2/26

越谷に首都圏第1弾の物流施設/新日鉄興和不

「LOGIFRONT越谷I」外観

 新日鉄興和不動産(株)は、物流施設「LOGIFRONT(ロジフロント)」シリーズの首都圏第1弾となる「LOGIFRONT越谷I」(埼玉県越谷市)が、3月1日に竣工すると発表した。

 同施設は、JR武蔵野線「南越谷」駅、東武スカイツリー線「新越谷」駅徒歩17分、東京外環自動車道「草加」ICから約6km、東北自動車道「浦和」ICから約10kmに位置。敷地面積2万7,021平方メートル、延床面積6万6,510平方メートル、鉄骨造4階建て。

 制振構造(一部耐震構造)で、全館にLED照明を採用、屋上緑化や駐車場緑化等、敷地全体に緑地を配置する外構計画も行なっている。冷凍・冷蔵設備や空調設備の対応、事務所増設の対応等、各テナントに合わせたカスタマイズを行なっていく。また、ドライバー休憩室のほか、喫煙室による分煙環境等も備え、従業員の働きやすい職場環境を整備。周辺は住宅エリアで、雇用の確保にも有利な立地条件を備えている。立地の優位性や施設計画が高く評価され、竣工時より満床稼働となる。

 なお、同施設の東側敷地では「LOGIFRONT越谷II」が19年1月に着工。「LOGIFRONT」シリーズの拡大を図っていく。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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