不動産ニュース / 開発・分譲

2019/2/28

池袋に線路をまたぐオフィスビル、竣工/西武HD

「ダイヤゲート池袋」外観

 (株)西武ホールディングスは28日、(株)西武プロパティが開発を推進する大規模オフィスビル「ダイヤゲート池袋」(東京都豊島区)の竣工を発表した。

 池袋旧本社ビル敷地に加え、西武鉄道池袋線の線路上空と西武鉄道所有地の線路西側の用地を活用。敷地面積約5,530平方メートル、鉄骨造地上20階地下1階建て(建築基準法上の階層)。

 外観は、鉄道の運行図表であるダイヤグラムをイメージしたデザインを採用。1・2階には商業店舗を配置。4階から最上階となる18階は、基準階貸室面積約2,100平方メートルのオフィスフロアで、14~18階の5フロアには、西武HDのほか、プリンスホテル、西武プロパティーズが入居する。

 2階には、線路上空デッキ(ダイヤデッキ)を設置している。なお、豊島区が構想中の池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)とダイヤデッキが将来接続された際には、池袋駅から南池袋方面への歩行者ネットワークが強化され、地域のにぎわい創出も期待している。

 総事業費は約380億円。

 ビル2階の線路ダイヤデッキは3月25日に共用を開始。オフィスについては4月1日より順次入居・営業を開始する。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。