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2019/3/1

日比谷エリアで避難訓練。950人が参加/三井不

「体感型防災アトラクション」の様子。参加者は15分かけて3つの謎を解きながら災害時の避難方法を学んだ

 三井不動産(株)は、(一社)日比谷エリアマネジメント、東京消防庁丸の内消防署と共同で、「日比谷体験型防災訓練」を開催した。

 ビジネスマンや来街者などさまざまな人の流入がある同エリアでは、有事の際、各施設や企業が一体となって避難する必要があるとし、「東京ミッドタウン日比谷」の地下や日比谷仲通りなど、まち全体での避難訓練を実施した。通りかかりの人等も参加し、参加者は950人に上った。

 VRで火災現場の避難体験を経験できる「VR訓練」や、防災備品や非常食の紹介、液状化道路の歩行体験の他、3~5人ひと組となって謎解きをしながら避難時に気を付けるべきことを学べる「体感型防災アトラクション」などを実施。体験者からは、「楽しみながら謎を解いていくうちに避難のイロハが身に着いた」などの声が挙がった。

液状化道路の歩行体験。細かい砂を用い、突然道路が液状化する状態を再現した
「東京ミッドタウン日比谷」には、シミュレーター「地震ザブトン」の体験コーナーを設けた。地上23階の揺れなどを体験できる

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。