不動産ニュース / ハウジング

2019/4/12

防災意識を持続できる住宅を提案/パナソニックH

 パナソニックホームズ(株)は、13日より「防災持続力を備える家」を展開していく。

 同社の実施した調査によると、防災への「備えを継続できる」人は3割に満たず、“何をどれだけ備えればいいか”や“時間が経つと忘れてしまう”、“管理しきれない”などの理由で、水や非常食の賞味期限切れ、電池の入れ替えを忘れていることが推察される結果となった。

 そこで「家の備え×ご家族へのサポート×IoT」で防災力を持続できる住宅を提案。災害時も家族を守り、自宅で生活できる住宅性能・設備を用意する。

 超高層ビルの制震技術「座屈拘束技術」を採用するほか、太陽光+蓄電システムで約3日分の電気を確保。また、断水時にも約3日間の飲料水を確保できる貯水タンクを備える。パナソニック(株)が開発したIoTで暮らしをサポートする統合プラットフォーム「HomeX」により気象警報と連動した台風などの予報の通知や、シャッターを閉めて蓄電池への充電を開始するなど、自動で災害に備える。

 さらに施主専用サイト「Panasonic Homes CLUB」においても、備蓄品の入れ替えや災害後の設備復旧手順等を情報発信する防災リマインダーを用意。さらに有料会員制度「あんしん倶楽部」では、台風や床上浸水で受けた被害に応じて見舞金を支払うといった補償サービスも設けている。

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