
東急不動産(株)は22日、スタートアップ向けのスモールオフィス・コワーキングスペース「GUILD Dogenzaka(ギルド ドウゲンザカ)」(東京都渋谷区)において、入居するベンチャーキャピタル2社が決定したと発表した。
同施設は4月1日に開設した、渋谷におけるイノベーション創出のさらなる活性化を図るために展開している「GUILD」シリーズの3拠点目。
入居するのは、ユーザベースグループのUB Ventures(東京都港区、代表取締役社長:岩澤 脩氏)とシード特化型のベンチャーキャピタルファンドを運営するKVP(東京都港区、代表取締役社長:長野泰和氏)。
UB Venturesは、ソーシャル経済メディア「News Picks」等を運営するユーザーベースの経験や知見を生かすベンチャーキャピタル。1階に日本の産業を進化させる起業家のためのソーシャルクラブ「Thinka」をスタートさせ、1期メンバーを募集。また、2階には同社グループが提供する起業家と未来の仲間をつなげる「ami」のオフィスと配信スタジオも設置する。
KVPは、3階にインキュベーションスペース「Nest」を開設。“物理的なオフィススぺスの提供”“起業家同士のコミュニティの形成”“イベントスペースの提供”など、いくつかの支援活動のメニューを用意し、投資先支援活動を加速していく。