不動産ニュース / 開発・分譲

2019/5/7

南紀白浜のワーケーションオフィス開業

「WORK×ation Site 南紀白浜」外観

 三菱地所(株)は7日、ワーケーションオフィス「WORK×ation Site 南紀白浜」(和歌山県西牟婁郡)を開業した。

 ワーケーションとは、リモートワークを活用し、リゾート地等の環境の良い場所で、休暇や研修等を兼ねて短中期的に滞在し仕事を行なう取り組み。同社では、ワーケーション事業を推進するため、同施設を白浜町第2ITビジネスオフィス内に整備した。

 南紀白浜空港から車で約3分、南紀白浜ICから車で約10分に立地。面積は約60平方メートル。共用スペース、会議室のほか、プロジェクター、ホワイトボード、プリンター、ディスプレイ等を備えている。最大16名まで利用が可能。1社専有形態で、料金は1日10万円(税別)。

 2018年8月に同社、和歌山県、白浜町の3者で進出協定を締結。同社テナント企業を中心に、リゾート地の環境を生かし、プロジェクトチームによる会議や企業による短期研修をはじめ、都心では体験できないCSR活動等、さまざまな利用シーンを想定している。19年度の施設利用者は、NTTコミュニケーションズ(株)、(株)ギックス、(株)三菱UFJ銀行の3社。

 なお同社は19年度中に、主要都市部から好アクセスの立地に、3拠点程度の新たな「WORK×ation Site」の開設を目指す方針。

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テレワーク

働き方のひとつで、情報通信機器等を活用して時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く方法をいう。事業所に出勤せずに家で作業する在宅勤務、個人が委託・請負によって作業する在宅ワークなどがあるが、情報通信技術を幅広く活用することが特徴である。 テレワークにおいては、住宅が職場ともなり得る。

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