不動産ニュース / その他

2019/5/10

サブリース事業者協議会が第11回通常総会

「適正なサブリース事業を営み市場の健全な発展を望んでいることを社会に対してアピールしていきたい」などと挨拶した江連会長

 (公財)日本賃貸住宅管理協会・サブリース事業者協議会は9日、第11回通常総会を開催。2019年度の事業計画や収支予算等を決議した。

 総会の冒頭、同協議会会長の江連三芳氏が挨拶。「この1年、サブリースを取り巻く環境においていくつかの社会的な問題が発生した。本来、社会にとって有益なビジネスモデルであるはずのサブリースがネガティブな形でクローズアップされているのは残念。協議会としては、適正なサブリース事業を営み市場の健全な発展を望んでいることを社会に対してアピールしていきたい」とした。

 同協会会長の末永照雄氏は、「今年度中に、賃貸住宅管理業者登録制度の法制化が実現することに期待している。その過程において、協議会の会員がサブリース事業者の代表として活躍していただきたい。令和元年は、賃貸管理事業者やサブリース事業者にとって重要な年になる」などと話した。

 19年度は、重点研究テーマとして、(1)賃貸住宅管理業者登録制度の普及・推進、(2)サブリース事業における業務研究などを実施。長期継続テーマとして、地方におけるサブリース事業のあり方も研究していく。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

賃貸住宅管理業者登録制度

賃貸住宅管理を営業する者(賃貸住宅管理業者)を登録する制度をいう。「賃貸住宅管理業法」に基づく制度である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。