不動産ニュース / 開発・分譲

2019/5/23

台湾初のららぽーとを着工/三井不

「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港」

 三井不動産(株)は23日、台湾初の「ららぽーと」となる「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港」(台北市)を着工する。

 台湾三井不動産股份有限公司を通して事業を推進。台湾の中国信託金融ホールディングス傘下の台湾人寿保険股份有限公司(以下、台湾人寿)がオフィス・ホールなどの複合建物を開発、三井不動産は商業モール部分を一括で借り上げて、運営する。

 MRT文湖線「南港ソフトウェアパーク」駅徒歩1分、MRT板南線・文湖線 「南港展覧館」駅徒歩3分に立地。周辺の南港経貿園区は、オフィス・商業・住宅・コンベンションセンターなど、台北市の新都心として複合的なまちづくりが進行している。

 敷地面積約4万1,537平方メートル。鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上27階地下5階建て。商業部分は地下1~地上6階までで、延床面積約13万4,600平方メートル。店舗数は約250店舗(店舗面積約7万平方メートル)。新たな食スタイルを提案する飲食店や都市型トレンドやライフスタイルを発信する専門店などが出店する。

 開業は2021年、全体竣工は22年の予定。

 なお、台湾において2施設目のららぽーと事業となる「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台中」の開発も決定している。

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