不動産ニュース / 開発・分譲

2019/6/3

エースホテル京都、総支配人が決定/NTTUD

「エースホテル京都」中庭のイメージ

 NTT都市開発(株)は5月31日、京都市中京区で進めている複合開発プロジェクト「新風館再開発計画」(京都市中京区)にて開業予定のホテル「エースホテル京都」(総室数213室)の総支配人に、ニコラス=ジェームス・ブラック氏が就任し、ホテル開業準備室を開設したと発表した。

 同計画は、大正時代の建築物である「旧京都中央電話局」の建物を既存棟として生かしながら、ホテルと商業の複合施設を建設するもの。京都市営地下鉄「烏丸御池」駅直結。建物は鉄骨造、地下鉄筋コンクリート造の地上7階地下2階建て。延床面積は2万5,677平方メートル。建築デザインは建築家の隈 研吾氏が監修する。

 エースホテルは、地域および周辺企業とのコラボレーションを通じた運営が特徴で、アメリカとイギリスにおいて9施設を運営している。今回出店が決まった「エースホテル京都」は、日本およびアジアでの初出店で、NTT都市開発の子会社であるUDホスピタリティマネジメント(株)が経営を担い、2020年春に商業施設と同時開業する予定。

 今回総支配人に就任したニコラス=ジェームス・ブラック氏は、04年にホテルでのキャリアをスタートし、大手ホテルチェーンやモーガンズホテルグループでホテルマネジメントの実績を重ね、14年にロサンゼルスのブティックホテルの総支配人を務めた経歴がある。同氏は「美しい自然、奥深い歴史や伝統技術が豊富にある京都というまちで、エースホテルならではの体験を皆さまと創造していきたい」とコメントしている。

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