不動産ニュース / その他

2019/6/3

群馬・桐生でまちづくりファンド

 国土交通省と(一財)民間都市開発推進機構は、桐生信用金庫との間で「桐生まちづくりファンド」を設立した。

 2017年度より開始した、地域金融機関と連携して、一定のエリアをマネジメントしつつ、地域の課題解決に資するリノベーション等の民間まちづくり事業を連鎖的に進めるため、事業へ出資等を行なう「マネジメント型まちづくりファンド支援事業」として展開するもの。群馬県内でのマネジメント型まちづくりファンドの造成は初となる。

 桐生信用金庫は15年に桐生市、桐生商工会議所との3者間で包括連携・協力に関する協定を締結し、地域経済・社会の活性化のため連携の充実・強化を図ってきた。今回設立するファンドでは、こうした活動と連携しつつ、民間まちづくり事業を資金面で支援していく。

 ファンド総額は6,000万円(桐生信用金庫:3,000万円、民都機構:3,000万円)。対象エリアは重要伝統的建造物群保存地区を含む本町通り沿いおよびJR「桐生」駅や上毛電鉄西「桐生」駅への続く末広通り沿いの商店街を核とする中心市街地ならびにその周辺地区。

 空き店舗、古民家、空き工場等のリノベーション等により、繊維関連産業をはじめとした各事業者を誘致することで、桐生の特色を生かしたまちづくりと産業・雇用の創出等に貢献する事業を対象とする。

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