不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/6/5

オフィス通勤時間は平均49分/ザイマックス

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は4日、「首都圏オフィスワーカー調査2019」を発表した。首都圏勤務者の通勤の実態にフォーカスし、通勤ストレスがオフィスワーカーに与える影響を調査。20~69歳の男女2,144人を対象に実施し、2,009人から有効回答を得た。

 通勤時間の実態については、自身が在籍するオフィスへの通勤時間の平均値は49分だった。全体的に女性より男性の方が平均通勤時間が長く、最も通勤時間が長いのは60歳代男性で60.3分。最も短いのは60歳代女性で36.7分だった。役員・管理職・正規・非正規別では、管理職の通勤時間が最も長い結果となった(56.8分)。

 通勤ストレスが満足度に与える影響については、通勤ストレスが低いグループほど仕事満足度は高くなる傾向(平均仕事満足度5.9)が見られ、通勤ストレスが低いグループほどプライベート満足度が高い(平均プライベート満足度6.3)傾向がみられた。

 通勤ストレスが生産性やエンゲージメントに与える影響については、通勤ストレスが低いグループほど、生産性やエンゲージメントに関する項目の評価が高い傾向がみられた。特に「毎日楽しく働けている」と回答した割合は、通勤ストレスが高いグループ(35.3%)に比べ、通勤ストレスが低いグループ(68.1%)の方が30ポイント以上高い結果となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。