不動産ニュース / その他

2019/6/24

国産木材の活用へ、産学協同の研究施設

実験・研究施設の外観イメージ

 (株)三栄建築設計は21日、国内植林資源の積極活用に向け、公立大学法人九州市立大学と協同し、同大学ひびきのキャンパス(北九州市若松区)で実験・研究施設の建設を開始したと発表。

 同社は2016年4月、輸入材に比べ競争力の劣る、国産杉材の商品性を高めるための研究開発に着手。19年5月には、集成材の製造方法に関する特許を取得するなど、一定の成果を上げた。そこで、研究開発のさらなる加速を目指し、同施設の開設に至った。

 なお同施設は、将来性のある新技術・素材の積極的な採用、稼働時における省エネ性能の検証などの観点から、CLT(直交集成板)構法を採用しており、九州エリアでは、今回のような大規模な建築での採用は初。また、「二酸化炭素排出抑制対策事業」として環境省の認定を受けており、(公財)北海道環境財団から補助金が交付される予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆