不動産ニュース / 開発・分譲

2019/6/28

虎ノ門にサービスオフィス/大東建託

サービスオフィスエリアの「専用デスク」
コワーキングエリアには、目的や気分に応じて自由に選べるプランを用意している

 大東建託(株)は27日、サービスオフィス事業の初弾となる「. BASE TORANOMON(ドットベース虎ノ門)」(東京都港区)のオープンに先駆け、関係者に公開した。

 東京メトロ日比谷線「神谷町」駅徒歩5分、南北線「六本木一丁目」駅徒歩6分に位置。「虎ノ門タワーズオフィス」19階フロアに、サービスオフィス(218.56坪)とコワーキングエリア(73.05坪)を備えている。

 サービスオフィスエリアには、3~12名程度の個室スペースと、高さ2,200mmのハイパーテーションで仕切った1~2名程度の独立したセミプライベートブースを用意。個室スペースはハイグレードとスタンダードタイプを用意。広さは6.47~18.21坪、料金は75万3,000~226万5000円。セミプライベートブースはで、1人もしくは2人用の半個室仕様とし、1人用が0.97坪・10万円、2人用が1.97坪・18万円。
 スタートアップ拠点として、1人での利用が可能なローパーテーションで仕切った専用固定席も用意。1席につき料金は8万円。そのほか6人用・8人用のミーティングルームも設置。6人用は1時間3,500円、8人用は1時間4,000円で利用できる。また、仕事の合間のリフレッシュやイベントスペースとしての利用もできる飲食可能な「マルチリラクゼーションスペース」も用意した。

 コワーキングエリアには、商談用のソファ席、活発なコミュニケーションが生まれやすいスタンディングテーブル、窓に面した開放的なワークスペースなどを設置。9~20時までの営業時間内ならいつでも利用が可能なフルタイム会員(月額3万円)のほか、決まった時間に利用する人向けのアーリー・レイト会員(同9,000円)、平日9時~17時30分まで利用可能な1DAY会員(日額3,000円)などのプランを用意している。

 現在、個室スペース23部屋のうち5部屋の入居が決定しており、スタートアップやIT、外資系企業からの問い合わせがあるという。同社は今後の成長分野の柱の一つとして同事業を推進。異業種との関わりを深め、新事業スタートのきっかけとなる拠点を目指す。直近3年間で、東京を中心に5~6ヵ所で同事業を展開していく考え。

モニター付きの会議室(写真は6人用)
入居者は無料で利用できる「マルチリラクゼーションスペース」

この記事の用語

コワーキングオフィス

独立して働く人々が共同利用しながら働く事務所。そのような場所を「コワーキングスペース」ということもある。

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