不動産ニュース / イベント・セミナー

2019/7/3

福祉・経済等の視点でコンパクトシティを検討

 (公社)日本不動産学会(JARES)は、シンポジウム「コンパクトシティの行方~都市の消失をとめられるのか・様々な視点から見たコンパクトシティ~」を9月20日、すまい・るホール(東京都文京区)で開催する。

 地方都市を中心に、人口・世帯の減少、少子高齢化への対応策として「コンパクトシティ」の整備が提唱され、多数の都市でそれに向けた取り組みが行なわれている。一方で、明確な成功事例を見出すことは難しく、また、「都市のスポンジ化」問題も指摘されるようになったことで、コンパクトシティの意義・あり方について新たな視点・再検討が必要な状況となっている。

 シンポジウムでは、コンパクトシティに関する研究成果に加え、社会福祉や経済学等、多面的な視点から見た課題やメリット、疑問等を各分野の有識者が報告。そこで出た意見を踏まえ、「コンパクトシティの考え方をどう修正すべきか」「新たな課題はなにか」等についてパネルディスカッションも行なう。

 時間は13時30分~17時。参加費用無料。定員200人。参加申し込みはメール(jares●js4.so-net.ne.jp(●=@))で受け付ける。希望者は、シンポジウム名(9月20日シンポジウム)、氏名、区分(同学会会員、後援団体関係者、一般のいずれか)、勤務先・所属、メールアドレスを記載のこと。

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コンパクトシティ

都市の中心部にさまざまな都市機能を集約し、都市を稠密(ちゅうみつ)な構造とする政策・考え方をいう。「集約型都市構造化」といわれることもある。

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