不動産ニュース / 開発・分譲

2019/7/29

東京・港区でマンション2棟を共同建て替え

(仮称)高輪一丁目共同建替計画」完成予想図

 大和ハウス工業(株)は、参加組合員として参画するマンション建て替えプロジェクト「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」(東京都港区、総戸数284戸)を、8月に着工すると発表した。施行者は、高輪一丁目共同建替計画マンション建替組合(理事長:五十嵐 久也氏)。

 1970年に竣工した「パシフィック高輪マンション」(鉄骨鉄筋コンクリート造地上11階地下1階建て、総戸数63戸)と、79年竣工の「トーア第二高輪マンション」(鉄筋コンクリート造地上11階地下1階建て、総戸数93戸)の共同建て替えプロジェクト。

 従前の両物件共に、建物の老朽化による耐震性への不安、バリアフリー未対応、居住者高齢化等の問題があり、共同建て替えを計画。2016年5月に両マンションの管理組合で建替え決議を可決。17年3月に建替組合を設立した。

 東京メトロ「白金高輪」駅より徒歩1分。敷地面積は両マンションおよび隣接地の3敷地合計約2,136平方メートル。建て替え後の建物は、鉄筋コンクリート造地上35階地下3階建て、住戸専有面積は29.73~117.15平方メートル、間取りはワンルーム~4LDK。

 同社が取得する保留床は、分譲マンションとして販売する計画。20年度にモデルルームを開設し、その後販売開始する。竣工は23年1月の予定。

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