東京建物(株)、(株)長谷工コーポレーション、住友不動産(株)、野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)は29日、参加組合員等として参画する複合再開発「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」(東京都港区、総戸数1,247戸)のモデルルームをメディアに公開した。
事業地は、東京メトロ・都営地下鉄「白金高輪」駅徒歩3分。住宅、工場、事務所、生活利便施設が混在し、建築物の老朽化や安全な歩行空間の確保、河川の増水による浸水被害等の課題を抱えていた。13年に都市計画決定、15年に同再開発組合設立、18年に権利変換計画の認可を得た。
約1万1,087平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート造地上45階地下1階建ての東棟、19階建ての西棟、4階建ての低層棟の3棟を新設。“住・商・工・医”が調和した複合的なエリアを整備する。東・西棟には商業施設や子育て支援施設、広場等を設け、低層棟は、かねてから地域産業を支えてきた既存の工場や、医療施設等で構成する。
分譲マンションは東・西棟で展開。ゲストルームを4室用意するほか、フィットネスジムやシアタールーム、キッチンスタジオ、スカイラウンジ等、13種類・17施設の共用施設を用意した。
専有面積は23.94~147.10平方メートルで、間取りはスタジオタイプ~4LDKまで、200プラン超を用意。専有面積87平方メートル以上の住戸はプレミアム住戸とし、グレードの高い仕様とする。販売住戸は770戸。価格等は未定。
資料請求はこれまで、約4,500件。現居住地は、港区・中央区・品川区在住で約43%を占めた。30・40歳代、2・3人家族が中心で、職業は、会社員が約6割、その他会社経営・役員・個人事業主等が約2割。
8月24日にモデルルームをオープン。10月下旬より第1期販売を開始する予定。竣工は22年12月上旬、入居開始は23年3月下旬を見込む。