(公社)東京都不動産鑑定士協会は1日、(一社)東京建築士会と友好協定を締結した。
両会の会員の業務に関する知識の向上、両会の連携関係のさらなる発展を目指す。両会の研修への講師派遣や共同相談会の開催、共同研究などを進める。
都鑑定協会長の佐藤 麗司朗氏は「特に両会の会員が行なっている災害時対応について共同研究に力を入れていきたい。被災建築物について、都鑑定協では『住家被害認定』、東京建築士会では『応急危険度判定』の業務を担っているが、現状はそれぞれが活動している状況。共に適切な連携のあり方を模索したい。政策提言なども行なっていければ」と述べた。