不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/8/13

減収減益/ケネディクス19年12月期2Q

 ケネディクス(株)は9日、2019年12月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(19年1月1日~6月30日)の営業収益は342億1,700万円(前年同期比30.5%減)、営業利益は69億2,300万円(同32.1%減)、経常利益は72億3,700万円(同27.1%減)、当期純利益は49億6,300万円(同47.0%減)となった。

 主力のアセットマネジメント事業では、受託資産残高を拡充した結果、安定収益であるアセットマネジメントフィーが増加し、営業収益51億3,800万円(同2.4%増)、営業利益35億2,600万円(同16.0%増)を計上。不動産管理事業では、リーシング業務および入居工事が堅調に拡大したことにより、営業収益19億1,600万円(同34.7%増)、営業利益69億500万円(同61.8%増)となった。

 不動産投資事業では、たな卸資産の売却が堅調に推移。一方で、前期におけるコアファンド組成等に伴うたな卸資産の売却が営業収益および営業利益に寄与していた反動から、当期は営業収益256億5,000万円(同37.9%減)、営業利益33億100万円(同54.1%減)だった。

 通期については、不動産投資事業が市場等の影響を大きく受けることから、予測が困難であるとし、営業収益については非公表。営業利益は146億円、経常利益は146億円、当期純利益は101億円を見込んでいる。

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