不動産ニュース / 開発・分譲

2019/8/19

文書保管事業を本格展開/長谷工グループ

「アズコムデータセキュリティ令和棟」外観

 長谷工グループの(株)長谷工システムズはこのほど、「文書保管サービス」事業を本格展開すると発表。

 都心オフィス賃料の高騰によるスペース確保・賃料節約を目的に、重要書類を含む各種文書を外部倉庫に預ける企業が増加している。同社では、2018年5月に、自社の保管倉庫である「関西第1センター」(大阪府堺市、約10万箱の収容が可能)を拠点に、法人向けの「文書保管サービス」をスタート。同年10月からは、(株)丸和運輸機関の子会社でストレージ事業を手掛ける(株)アズコムデータセキュリティ(埼玉県秩父市、代表取締役:飯塚雅之氏)と協業、サービス展開を進めてきた。

 首都圏での事業本格化に向けて19年8月に鉄骨造地上2階建ての「アズコムデータセキュリティ令和棟」(埼玉県秩父市・約16万箱の収容が可能)も稼働させる。なお、同施設の設計・施工は(株)長谷工コーポレーションが非住宅分野への取り組みとして実施した。

 同施設の稼働により、東西合わせて計3拠点・約61万箱の文書保管が可能となる。

 同社では今後も、受注拡大を目指していく考え。

文書保管専用システムのイメージ

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