不動産ニュース / 開発・分譲

2019/9/3

新橋ガード下を商業施設に再生/JR東

「日比谷 OKUROJI」の内部通路の完成予想図

 東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)は3日、JR「有楽町」駅~同「新橋」駅間の内山下町橋高架下の開発計画の概要を公表した。東海旅客鉄道(株)(JR東海)との共同事業。

 100年以上の歴史を持つレンガアーチ高架橋と、東海道線・東海道新幹線の高架橋によってできた高架下空間を、新たな商業施設「日比谷 OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)」として再生し、新たな賑わいを創出するプロジェクト。

 JR「有楽町」駅、同「新橋」駅、東京メトロ「日比谷」駅、同「銀座」駅からそれぞれ徒歩6分。JR東日本とJR東海の開発エリアを合わせて、総敷地面積は約1万300平方メートル。延床面積は約5,400平方メートル、店舗数は56店舗を計画する。竣工後、JR東日本都市開発と、JR東海子会社の東京ステーション開発(株)が運営を担う。

 幅広いジャンルの飲食店や雑貨・ファッション店を誘致。約300mの通路等により、銀座・有楽町・新橋エリアに新たな回遊を創出。1910年に完成したレンガアーチ高架橋も美化・整備する。

 開業は2020年の初夏の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。