不動産ニュース / IT・情報サービス

2019/9/20

タブレットでLED照明を制御/プロロジス

タブレット1台で1,300台まで制御可能

 プロロジスは20日、赤外線センサーメーカーのアイキュージャパン(株)と、物流施設向けの人感センサー付きLED照明の制御・可視化システムを共同開発したと発表。

 LED照明「Lumiqs BL-640」を利用状況に合わせて制御できる。従来の物流施設の照明は、壁面スイッチで操作し、場所や時間による細かな設定は難しかったが、同システムは、タブレット上で任意の照明をグループ化し、グループごとに調光設定ができる。

 また、照明の使用状況や電力削減率を、時間・日・月の単位ごとに集計して可視化。タブレットのダッシュボードでいつでも閲覧、設定変更ができるため、利用者は、直観的な操作で省エネに取り組むことができる。物流施設内の人の動線も見える化し、庫内オペレーションの効率化に活用することもできる。

 同システムは、同日よりアイキュージャパンが発売を開始。竣工した「プロロジスパークつくば1-B」に初導入するほか、10月竣工予定の「プロロジスパーク千葉1」でも採用する予定。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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