不動産ニュース / 開発・分譲

2019/9/27

大阪公社の石橋西団地を子育て支援Mに建て替え

「石橋西団地」建て替え後のイメージ

 大阪府住宅供給公社は、「石橋西団地」(大阪府池田市、総戸数96戸・計4棟、1958年築)の建替事業に着手する。

 敷地面積5,370.73平方メートル、鉄筋コンクリート造地上4階建て。阪急宝塚線「石橋」駅から徒歩約15分に立地。エレベーターやバルコニーが無く、間取りや設備面が現代の住まいのニーズに対応していないことから建て替えに至った。

 建替決定に伴い公募による事業提案競技を実施。このほど最優秀作品を選出し、事業者を「シマ・大勝特定建設工事共同企業体」に決定した。建て替え後は、 鉄骨造5階建て、総戸数56戸。専有面積・間取りは40平方メートル・1LDK、50平方メートル・2LDKを予定。延床面積2,834.34平方メートル。

 建物は、オートロック、宅配ボックス、Wi-Fiなどの最新設備を導入するほか、地震発生時に一定の揺れを感知した場合、自動的にブレーカーを落として通電を遮断する感震ブレーカーを設置した。
 また、住棟と屋根のあるデッキテラスを介して、池田市と連携した「地域子育て支援事業所」を設置し、子育て世帯の孤独感や不安感を解消すると共に、子育て世帯同士のコミュニティ醸成を図る。

 2021年春頃の建物完成を目指す。

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