小田急電鉄(株)と小田急グループのUDS(株)は3日、福岡の博多祇園地区に宿泊特化型とコンドミニアム型の2棟のホテルを開発すると発表した。同社グループの福岡県でのホテル出店は初。
地下鉄空港線「祇園」駅徒歩2分に位置し、観光・ビジネスの利用が見込まれる立地。小田急電鉄が宗教法人善照寺の所有する土地の一部を借り受けホテルを建設し、UDSが企画・設計・運営を担う。
日本的なデザイン要素を取り入れながら善照寺およびその周辺環境との調和を図るとともに、博多がもつ“アジアの玄関口”を喚起する上質感のあるホテルを目指す。
宿泊特化型ホテル(A棟)は、敷地面積約941平方メートル、延床面積約4,892平方メートル。鉄骨造地上14階建てで、客室数は165室。レストランを設ける予定。
コンドミニアム型ホテル(B棟)は、敷地面積約352平方メートル、延床面積約1,470平方メートル。鉄筋コンクリート造地上10階建てで、客室数は31室。
開業は2022年春の予定。